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推しに幻滅した話

推しに幻滅した話。

私は古参ファンでした。
彼は早い段階で私を認知してくれました。
もちろん顔も名前も手紙も一致していますし、本人に確認しました。

私は古参ファンで、いわゆるリアコでした。
リアコなので同厨は嫌いですが、芸能活動をしている以上たくさんファンを増やして、たくさん仕事をして、大きくなってほしいと本人にも伝え続けてきました。

彼が頑張っている時は応援をし、彼が辛そうな時は励まし、彼が楽しい時は一緒に楽しみ、彼に恋をしてからずっと彼中心の生活を送っていました。

彼のファンは、ファンサのある舞台は全通しても、他はそれほど来ないファンばかりでした。
大きい作品に関わるようになってからは古参も新規に負けたくないとでも思ったのでしょうね。いままでファンサ舞台にしかあまり来なかった人もくるようになりました。
それででかい顔をして新規にマウントを取っているのですから、笑ってしまいそうです。

私は彼が出ていればどんな舞台も全通かそれに近い回数を通い続けてきました。
私は彼のオキニではありませんが、彼は常連の私に特別対応してくれましたし、大きい舞台に出てからも干されることはありませんでした。

ただ私は嘘偽りなく本気で彼にはファンをたくさん増やして欲しいと思っていましたし、私のようなファンの存在が厄介であると認識もしていたので、鍵垢に引きこもり、新規との関わりを持たず、たとえ座席で新規にマウントを取られてもそうなんですね~と笑って流し続けました。
今の新規、見ず知らずの座席が隣になっただけの人にファンサの話をするんですよ。その図太い神経はすごいと思います。
私は舞台を観ているのでせめて舞台の話をしていただきたいです。

彼は、おたくを相手に特別をつくるのがとても上手でした。

キスシーンのあるドラマ放送後はブログも稽古も私のプレゼントを身に付け、
このファンサがどうしても欲しいと伝えれば伝えた翌公演から千秋楽まで徹底的にそのファンサをこちらに投げ、
このシーンのセリフが好きと言えばそのシーンで多少立ち位置をずらしてでもゼロズレ状態を作ってくれて、
客おりルートが外れすぎて悲しいと伝えれば歩き途中わざわざ直線上で止まって指差しや手を差し伸べてくれて、
ペンライトで彼以外の色を振ればその状態でもファンサをくれて、
翌日は気が付いているアピールだけして徹底的に干され、
アフトーやカテコで話をする時はチラチラと自分を見ているか確認をされたり、
ストレートでも会釈やキャラのポーズをとってくれたり、
それ以外にも色々なことがDVDに収録されて残っています。
これでもほんの一部でしかないほど、書ききれないくらい色々な不思議なことをたくさんしてくれました。

でもこれは私にだけしているわけではありません。私の方が色々してもらってる!と言う人もいるでしょうし、逆もいると思います。
彼は人によって少しずつ接し方を変えているようですし、私に対してはわかっている風にへらへら笑っていることが多かったです。なにがわかっているのでしょうね。

彼は特別を作るのがとても上手でしたが、同時におたくがその特別をどれだけ大切にしているかを理解できないようでした。

彼はとても優しいですが、優しさはときに残酷だと思うのです。

私は彼のお芝居が大好きでした。
ただやはり根底にあるのはリアコなので、何かしらの対応をしてもらえないと満足は出来ません。でも、いままではそれがあったのです。特になにを求めたわけでもないですけれど、彼は勝手にいろんなことをしてくれたのです。それが今は、蔑ろにされているような、今までのことをすべてなかったことにされるような、そんな気持ちです。
でもきっと彼はそんなこと知りもせずに、私を見ればヘラヘラ笑うのです。

結局何に幻滅したかって? 人の気も知らずへらへらしているその姿です。
私はなるべくいつも笑っていましたけど、やっぱり悔しいし悲しかったです。私が何も考えずただその場を楽しんでいるとでも思っているのでしょうか。そんなわけないでしょう。
ずっと応援してきて、初めてのイベントに新規とファンサ舞台ばかりしか行かなかった古参が当たって、そのどちらからもマウントを取られて、傷付かないわけがないんですよね。これは僻みです。わかっていますが、もう私は何のモチベーションも持てません。

もう少しでも気遣いを見せてくれたら良かったのにな。
いままで私が大切にしてた時間は、あなたにとっては大したことのない時間だったのでしょうね。

最後に、彼のファンへ。
彼の特別に意味なんてありません。どんなにブスでもババアでも、嫌われることさえしなければ、通ってさえいれば、良対応をもらえます。
嫌われることをしない、ということが大切ですし、通っていても彼が覚えていなければ意味もありませんけれど。
自分が特別だと思ってしまわないよう気を付けてください。
あなたは特別でもオキニでもありません。そもそも彼にオキニなんていません。

それでは、頑張ってください。